春休みに入ってから、本当にぐうたら極まりない生活を送っている。昼頃に起きてベッドの上でしばらくだらだら過ごす。ご飯を食べて図書館に行く。それでもやっぱりすぐ夕方が来て、夕飯を作ったりお風呂に浸かっているともう深夜だ。それからゲームに熱中し…

大学付近の家が壊され、更地になっていた。何度となく通ったその道で、家を見たこともあるはずだけど、どんな外観だったか想像しても全然浮かんでこない。「そこにあった」ことだけが確かで、それ以外はぼんやりしている。きっと違う雰囲気の家が建っても、…

まとめです。去年の年末から今年の二月までの文章を総括。自分の性格のように、明るいものと暗いものの差が結構顕著だと思います。 1．れんこんみたいに れんこんの穴を肯定するのはなかなかむつかしいことなんです。 r46abfcfd77x7me05se181.hatenablog.com…

雨の中で鳩が地面をつついていた。工事現場の人たちが誰かの家を壊していた。大学には集中講義を受けている学生の姿がちらほらと。そんな風景を横切りながら、イヤホンからはナンバーガールが流れていた。車が雨を轢くやかましさを蹴っ飛ばすくらいのやかま…

・ゼミの課題として提出したレポートが添削された。心配していた割に直されたところは少なかったけど、やだなあって感じだ。一回「よし、完成」と安堵したのに欠点を指摘されてもう一回向き合わなきゃいけない。すぐ終わらせて自由になりたい。それでも「適…

将来イギリスに住みたいから英語を懸命に覚えている人がいて、本当にすごいなあと思う。「イギリスに住みたい」という願望を保ち続けているそのバイタリティを分けて欲しいし、英語力もちょっとばかり頂戴したい。英語を勉強していた頃があったけど、いつも…

ときどき、自分がメンヘラのように厄介な存在になる。『山月記』では李徴が虎になったけれど、僕はメンヘラになるのだ。普段はぼぉーっとしているのに、そんな夜になったら承認欲求は肥大して、ひたすら満たされてないことへの恐怖感でいっぱいになる。誰か…

本がそっと、紙の衣装をまとう。ぱりっとしているけれど大分ゆとりがありそうだ。お金を払いお釣りを受け取って、静かに本屋さんを出る。雨上がりのコンクリートを乾かす冷たい風が吹く。夕方だからお腹も空きはじめた。早く家に帰ってご飯を炊かなくちゃ。…

雨が降った次の日の、雲一つない清らかな快晴が好きだ。ずいぶん空が高いなあと思って見上げたら、青い色ばかりがどこまでも続いている。自転車を漕いでみると、木々の隙間から日がさして、風が追い出されてくる。自然と気持ちいい気持ちになって、洗濯をす…