ぽこぽこと、思考する(13)

・お酒を初めて買った。二十歳になった次の日、買いたいなあと思ってスーパーに出かけた。ビールと梅酒ソーダと、晩御飯の諸々を入れてお会計をした。年齢の確認されるかなあと想定して免許書を出す準備をしていたけど、なんにも聞かれずに済んだ。すごく寛容なスーパーなのか、ただ僕が老け顔なのかは判然としないけど、まあいい。家に帰って缶を開けた。ビールを注いだグラスに口をつけ、少しだけ口に運ぶ。うえ、なんだこれ。思っていた味とは違って幻滅してしまった。

・肉じゃがを作っている間、暇だったので梅酒ソーダの方も開けてみた。一口飲むと、すごく飲みやすい。すらすた飲めるし、おいしい。気づくと空になっていた。肉じゃがもできあがり、しばらくすると顔が真っ赤になった。熱い。内側からじわじわと熱い。これが酔うということなのか。ただ、「誰かに電話をかけてしまうんじゃないか」とか「変なツイートをしてしまうんじゃないか」とかいう変な予測は外れ、ただ顔が赤くなっただけで済んだ。初めてのお酒体験はそんな感じだ。お酒もほどほどにしないとね。

・お風呂の中でお腹の脂肪を触っていたら、パン生地みたいだなあと思えてきた。すると生地をこねている自分がおかしくって、声を出して笑った。うん、もちもちとしている。ふっくらとしたそいつは可愛げがあるが、スタイルのいい人を見るとあんな筋肉が欲しかったなあと思う。だけど普段生活していて筋肉がつくなんて考えられないから、やっぱりジムなんかに通わなくちゃいけないのかなあ。

・この「ぽこぽこと、思考する」は、本当につまらないことを書けるから好きだ。つまらないけど、良ければお付き合いいただけるとありがたい。

※きのこ帝国の「ヴァージン・スーサイド」を久しぶりに聴いたら、やっぱりいい歌だなあと思った。思春期に感じる霧のような曖昧な「死にたい」という気持ちが現れている気がするな。

ヴァージン・スーサイド

ヴァージン・スーサイド

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