ぽこぽこと、思考する(10)

・ものすごく怒りにまかせて行動して、知り合いと別れ、そうして時間が経った。不思議と「なんであのときの自分はあんなに腹を立てていたんだろう」という思いが頭に浮かぶ。怒りはずいぶん便利で、怒った自分のテンションはすいすい色んなことを動かす。でも熱からふっと冷めたとき、全然進みたくない方向に進んでいるのに気づく。しかし、もうその友人とは会う用事がない。昔は特に用事がなくても集まってコーヒーとか飲んでいたのに、離れ離れになるともうそれができない。どんどん遠くなる。

・そんな感じで、クリスマスは一人で過ごす。大学では一人も友達がいない。いや...、言い訳ではないけど「この人と友達になりたい!」という直感が働かない。友達になりたい!という人になら、ちょっと無理してでも声をかけたりラインを交換したりするのに。そういうオーラを出してる人が全然いない。もしかして、大学デビューして消してしまったのだろうか。うーん。

・やっぱりグループワークと言うのが苦手だ。「授業外では話し合いの時間は設けないのでそれぞれ勝手に色々してください」みたいな本当に最悪なパターンにぶち当たってしまい、もう嫌な気分になっている。ラインを交換してグループにも参加したけど、別に今のところ何も起こっていない。ああ、グループの人は全員知らない人だった。誰が誰かもわからないから教室でうろうろしていたら名前を呼ばれて、振り向いたらニコニコした人が立っていた。

・一つも面白くないのに笑えるのも一つの才能の一つだと思う。ふっと真顔になる瞬間を想像すると怖くなる。完璧そうな笑顔を自由自在に作れたら、きっと人づきあいもふわりとうまくいくんだろう。でも絶対自分には無理だと思う。慣れない場所だと顔が硬直する。言葉も不自然になる。知らない人と少しでも打ち解けたふりができるのはかなりいいなあと思う。

・ネガティブなことはあんまり書かないでおきたいけど、たまにはいいかな。こういうとき、別に有名人じゃなくてよかったなと感じる。大して心配も干渉もされない感じ。そんな中で自由にぶつぶつ言える。優しい社会。

它会消失

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