街へ出よう、すぐ寝よう

 先週の休日はゼミのあれこれでつぶれてしまって、どこにも行けずじまいだった。だから昨日と今日は自転車でぶらぶらしてきた。ちょっとそこまでと思っていたけど、なぜか遠出してしまって疲れた。体育で体を動かさなくなってからは自分で動かなきゃぶくぶく太ってしまうから気をつけなきゃなあ。大人になって醜くはなりたくないし。

 ずっと「行ってみなきゃ」と思っていたイオンに行ってみた。本屋さんはそこまですごくはなかったけど、HMVはかなり内容がしっかりしていて驚いた。最近SMAPにハマっていてそこを見てみたらシングルが殆ど揃っていた。大好きな「俺たちに明日はある」や「さかさまの空」、「華麗なる逆襲」もあって、ゾクゾクした。「ある」ということは素晴らしいです。いっつも「やっぱりないよねえ」というのを経験してるから、ただそこにあるだけで感動してしまう。ceroSAKEROCKのアルバムも置いてあって、いちいち目を輝かせてしまった。あと、Grobal WorkやNico and...なんかもいろいろ見て、これかっこいいなあとか思いながら値段を見て微笑んでしまったりした。でも、お金に余裕ができたときに必ずまた来ようと思った。かなりの距離を、しかも炎天下のなか自転車を走らせたから、時計をしていたところだけ白くなっていた。途中から、まずいなあと思って眼鏡を外した。耐えられなくなってジュースを買って飲んだ。アンバサ。ほんのり甘いやさしさと冷たさが嬉しかった。そうして帰ってきた。

 土曜日の深夜から友達と長電話をして夜更かししたから、朝の7時から眠ってお昼に目が覚めた。簡単に食事を済ませて、身支度をして出かけた。グーグルで調べて驚いたのだけど、近所に本屋があるらしい。今まで出かけたことのない方角にあるらしくって、ワクワクしながら自転車を漕いだ。あった。普通の大きな本屋さんで、長い年月を感じさせる外観だった。うん、静かで独特な空気を空間がまとっている。ときどき子供がはしゃぐ声がして、お母さんの重たそうな声がそれにつづく。おじさんが椅子に座って雑誌を読んでいる。立ち読みしてる大人の人が何人か。店員さんは三人ぐらいで、二十代のアルバイトらしき男性。ここで一番偉そうな女性と、バイトとも社員とも見える女性。あ、そうだ。僕は本を探していたのだった。ポール・オースターの『偶然の音楽』。やはり、それは本棚にはなかった。バイトっぽい男性に声をかける。本の注文って可能ですか。ええ、可能ですよ、どちらの本をお求めですか?あ、ポールオースターの...。僕の言葉を書きとる男性のメモには「ホオウル」と書いてあって、「あ、ポールです」と言うのが恥ずかしかった。そういえばこの間牛丼屋さんに行ったときも並盛を頼んだのに大盛りだと聞こえたらしくって急いで訂正したなあ。でもちゃんと注文はできて、一つ楽しみができてよかった。

 帰ってじっとすると途端に疲れが姿を現す。明日からまた一週間が始まるし、早く寝なくちゃね。そう言いながらPUBGモバイルやっちゃいそう。