NIGHT SCRAPS

life, solitude, words

まとめ(9)

1.夜も昼も

ウルフの『自分ひとりの部屋』を読んだ感想。今になっても、男の僕が女性の問題について考えるとき、難しさや矛盾をいつも抱えています。それはたぶん、他人との関係でいつも上がってくる問題ではないでしょうか。

2.まだまだ僕は若いから

父の言葉に救われるのは、齢60を超えた人間のそれだからか、肉親のものだからかは分からない。「生きとったら食っていける」という最近の言葉も、なんの確証もないのにそうなのかなあと感じさせる強さがあって、恐ろしい。

3.安心な僕らは

この日は長時間のバス旅で疲れ果てていたのですが、疲労が溜まったときに限って、なぜか女の子とお遊びしたいなあという気分になる。ただ「ヤリたい」という直接的な表現はよそうと思い、いろいろ想像を膨らませました。「果実の皮を剥くように服を脱がす」という部分をお褒めいただいて、嬉しい限りです。

4.疲れたあなたへ

本当は「疲れるね、ぐっすり休もうか」というオチにする予定が、「僕らが疲れ果てて思考停止している間に流れていく大事なものがあるんじゃないか?見逃してはいけない!」とずいぶんカゲキなものになりました。暑苦しい、カロリー高い。

5.モリッシーとサッチャリズム

ゼミでモリッシーについて調べることができて、とても幸せでした。自分が趣味で聴いていた歌詞から、サッチャー政権下のイギリス(特に労働者階級について)へ繋がっていったことにゾクゾクしました。権力に対してときに攻撃的に、ときにユーモアを持って反抗してきたモリッシーの言葉は、グサッと刺さります。(今現在もいろいろと揉めているけれど)

6.猫のさみしさ

猫について。猫、可愛い。もふもふ、可愛い。以上。

7.ぬれた靴

梅雨の時期は雨でうんざりするし湿気でものすごく暑くてしんどいし、いいところがまるで見つかりません。この季節が好きな方はかなり珍しい気がします。梅雨の楽しみ方、どなたか教えて下さりませんか?それはさておき、この文章からぼんやりとした倦怠感とかため息といったものを感じていただければ幸いです。

8.

いつものようにツイッターを眺めていたら、よく知るフォロワーさんが24日の午後に事故で亡くなったと知りました。僕はここで初めて、自分がその方と同い年だったことに気づきました。あまりにも早い死に驚き、その方が描かれた絵や投稿されたツイート、そして参加される予定だったイベントの情報を見ながら涙が止まりませんでした。心のどこかでお会いしたいなあと思っていた魅力的な方。優しさあふれる絵には、まだ体温が残っているような気がしました。その方の死について考えていると、自然と自分の「生」を思わざるを得ず、まだ頭の中できらきら光る記憶を残そうと半ば衝動的に書きあげました。

9.波光

この文章も、フォロワーさんの死がかなり関係しています。その方からすれば、お前誰だよと言われかねないのですが。「富」を書いたあとちょっと精神的に疲れ切ってしまい、どうしようもない夜が続いています。この文章には現実と夢が交互に出てきますが、ある意味「生と死」だし、「現実と理想」でもあります。その方の死が一日一日と薄れていくことへの恐れとか、一方でその方にまた今日も近づいているんだという事実とか、ぐちゃぐちゃとした混沌をきれいな形にまとめたいと思い、スピッツを聴きながら書きました。