NIGHT SCRAPS

夜をつらつら書き連ねるブログ

休みが必要だ

 「頑張って」と人に言うのが苦手だ。ついつい便利だから使っちゃうこともあるかもしれないけど、なるべく使いたくないなあというのが正直なところだ。

 受験の年、それをひしひしと感じた。年末に差し掛かるにつれ、クラスの空気はどよーんとし始めて、ただの数字で自己嫌悪になったりほっとしたりした。少しずつではあるけど、みんな大学や新しい場所が決まりつつあって、残された側は結構つらい思いをした。僕は毎日毎日小論文を書き、後期のために面接練習もした。今振り返ると、自分のことのように思えない。よく頑張ったなあと、漠然と思う。でも必死だったのは確かで、それは受験をした全員に共通した部分であったような気がする。みんな必死だった。

 そんな必死な人たちに「頑張れ」なんて、言えない。すでにフルパワーなのに、まだ出力を上げろというんですか‼、と返されそうだ。だから僕はなるべく「無理しないようにね」と言うようにしている。なんだかこれ、ストレスフリーだと思う。「ちゃんと休んでね」とかも、いい。だって、あんまり頑張ってほしくないから。うん、頑張るのは大事だけどそれで壊れてほしくない、って言えばいいかな。徹夜して風邪ひいちゃうより、しっかり寝たほうがいいもの。

 奥田民生さんの歌に「コーヒー」というのがある。そのサビの歌詞は「休みが必要だ テレビがそう言ってる」(この、「テレビが言ってる」って部分が民生さんらしさがあって好き)で、まさにこういうことなんだろうと思う。時間を忘れるくらい頑張って、ふと布団に横たわると急に疲れがやってくるから、そんなときはあつあつのコーヒーをゆっくり飲めばいいのだ。

 全然関係ないけど、帰省しているとき以外は、だいたい自炊している。料理を作る時間がなんだか楽しくって、日々のあれこれを忘れていられるのだ。あと、寝るといろんなことを忘れられる。だから昼寝が好きだし、ついつい二度寝してしまう。

 今年、フォロワーさんの何人かが受験を迎えて、僕は母親みたいに心配な気分だった。いろいろツイートしながらちゃんと勉強してるのは偉いなあと思ったし、だからこそ受かってほしいなあと思った。たぶん全員、それぞれ大学や高校が決まったように思う。全然僕には関係ないのに、なぜだかほっとした。新しい環境でも、あんまり無理しないようにね。

 以前仲良くしていた(でも喧嘩して別れてしまった)フォロワーさんとつい最近またおしゃべりできて、前のような関係に戻ることができた。中学生だった彼女はもう高校一年生になっていて、時の流れを感じたなあ。