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ノエルギャラガーはロックスターじゃない

みなさんはもうリアムの新曲を聴いたのだろうか。とてもよかった。リアム!って感じがした。

先日Radio Xに出演したノエルのある言葉がとても印象深く記憶されている。
おれはロックスターじゃないよ、ロックスターはリアムだ。言ってることわかるよな?

これは単純な賛辞なのか、はたまた何か皮肉なのか、あんまりよくわからなかったけれど、自分のことをロックスターとは思ってないようだ。

ノエルのソロアルバムには、必ず一曲はオアシスの曲にありそうなロックンロールなものがある(これはオアシス時代に書いた曲を解散後に録音しているからかもしれないが)。Lock All The Doorsあたりが顕著かもしれない。
それでも自分のことをロックスターと思わないのは、何故なのだろう。

僕は、今のノエルが沢山の音に挑戦したいからこういうことを言ったのかもしれない、と予想した。オアシス時代のノエルは「オアシスの音」を意識しながら曲を書いてきたかもしれない。「Dig Out Your Soul」の頃は少しアヴァンギャルドに、「こういう音もオアシスのスタンダードになれば…」と考えながら作っていったのかもしれない。いずれにしても、「オアシス」は強く音を支配していた。

しかしオアシスが解散して、ノエルはバンドでは無くなった。一方リアムは残ったメンバーとビーディーアイというバンドを結成した。ビーディーアイは「オアシス後」というか、オアシスを引き継いだようなロックンロールな曲を発表していった。きっとノエルは楽になったんだと思う。「オアシス」という呪縛が無くなり、オアシスの曲としては発表しなかった曲も作れるようになった。だからデヴィッドボウイのような曲も、ニールヤングのような曲も書けた。ロックスターとは言えなくなったけれど、だ。

今年出るサードも、きっと一曲は新しい挑戦をしているかもしれない。そうだ、ノエルは挑戦できるようになったんだ。オアシスのときだったら「あの曲のほうが…」と言われていたことが、できるようになったのだ。ロックスターでいることより、アーティスト、またはミュージシャンでいることのほうがよっぽど気楽で今のノエルに合っているのかもしれない。今はただ、ノエルの新しい音像を待つのみだ。